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あおぞら自然共育舎 早川広美です。
あれよあれよという間に11月も終わりそう。ご報告がたまってしまいました。
1つずつ、書いていきますので、よろしくお願いします。

10月29日(土)、「JFEトンボみち」ビオトープにて、「親子で生きもの観察会 2011秋」が
開催され、企画・実施を担当しました(主催:JFEエンジニアリング株式会社)。
これは、同社のCSR活動の一環でもあり本年度5月に続いての実施となりました。

今回もまずは池の中にいるヤゴの採集から開始です!

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子どもたちはもちろん、お父さん、お母さんもあっという間に夢中になっていました。
生きものを捕まえるって、こんなにも人をひきつけるんですね~。
もっとやりたかったかもしれないけど、涙を飲んで(?)、採集終了。

自分が捕まえたヤゴを1匹手にとって、からだのつくりをよ~く観察。

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目は?触覚は?足は何本?どこから出てる?羽は?などなど…。

これは何をしているのでしょう?

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ヤゴの下あごをそっと引き出しているのです!
ヤゴは普段折りたたまれている下あごを瞬時に伸ばして、獲物を捕まえます。
先端はクワガタのはさみのようになっています。
これにはいつもおとなもビックリ!

ひととおり観察してヤゴになじんだら、カンタン検索チャートで種類を調べます。

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顕微鏡や虫眼鏡も駆使!
おとなもご覧の通り、一生懸命です。

結果は次の通りでした。
・シオカラトンボ
・ギンヤンマ
・クロスジギンヤンマ
・イトトンボの仲間

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どうしてこれらのトンボのヤゴがいたのかな?
また、春の時にはいなかったもの、逆に春にはいたのにいなくなったものがいるのはどうして?
そんな違いについても考えてみました。

そして、好評の生きものスケッチです。

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たっぷり、しっかりヤゴとふれあい、観察したあとなので、スケッチもみんな楽しそう。
さあ、どんな絵が描けたかな?

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お天気が良かったので赤トンボ(アキアカネ)も飛んでいて、こちらも捕まえたりして楽しめてラッキーでした。
最後に、生きものたちは、またもと場所に帰しました。ありがとう~。

★アンケートや寄せられた声から
・休日に少しの時間でも共通の話題で子どもと向き合えてよかった
・とても楽しかった。じっくり見ることができた
・ほかにも声をかけたら来たい!という友人がいるので次回は誘ってこれたらなと思います
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