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あおぞら自然共育舎 早川広美です。

今日、千葉県船橋市にあるふなばしアンデルセン公園内の子ども美術館にて
企画展「耳を澄まして -音のふ・し・ぎ展-」及び企画展ワークショップ
準備のお手伝いをしてきました。

*企画:アートアソシエイツ八咫(ヤタ)


今回のアーティストは「鉄」の金沢健一さんと「竹」の松本秋則さんです。
私は今日、松本さんのお手伝いをしました。

松本さんは、竹を使った音の出るオブジェ「音具(おんぐ)」を作ります。
たとえば、公園内ではすでに作ったこんな音具が、カラコロと優しい音で私を
迎えてくれました。

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ワークショップは明日16日と明後日17日なので、多くのオブジェができていました。
室内にはこんなドームが。

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このドームも竹と和紙でできていて、中に入ると小さな音具が数種類展示されて
いました。竹って、こんなに多彩で面白くて気持ちのいい響きなんだなあ~と
ほんわかしてしまいます。

今日は、こんなオブジェができあがりました。

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風に吹かれて風車がまわると、そこについている小さな竹の片が放射状に差し
込まれた16本の竹の棒をタラリラリン…とたたいて音を奏でます。

お手伝いと言いながら、すっかり楽しませていただきました。

私も環境教育、自然体験のワークショップをする時に、できるだけ「手しごと」
を盛り込むようにしています。

藁(わら)の縄ない、ツルと糸、羽や小石などで作るドリームキャッチャー、オギ
(ススキのような植物)で作るランチョンマットなど…。

こうした手しごとは、ただポッとプログラムに入れ込むだけではなく、たとえば
保全作業の為に刈り取った植物を活かして作ったり、観察の一環で拾った物を
活用したりするようにしています。

私たちの生活や楽しみに活かせる「自然」。かつてはそれが当たり前でした。

また、私たちはどんどん手先を使わなくなってきています。
私自身、「不器用」というコンプレックスが長いことありました。
(でも今日、松本さんにほめられて、ちょっといい気持ちになってマス♪
ほめられると木に登るタイプなもので…)

松本さんの「音具」はとても楽しいです。
こういう手しごとをたくさんの人が体験できるといいなと思います。
関心のある方はぜひ展示だけでも見てみてください(6月5日まで)。

私もたくさんの刺激をいただきました。




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