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あおぞら自然共育舎 早川広美です。

11月5日(土)に馬入水辺の楽校(神奈川県平塚市)のエコアップ隊活動の講師を担当しました。

今回のテーマは「カヤネズミの巣を探そう」です。
カヤネズミは神奈川県では準絶滅危惧種に指定されています。
「草原」に棲むという特性から、草原は環境改変の影響を受けやすいことが減少の要因の1つです。

ここ、馬入水辺の楽校の草はらでは今年の6月にも同じエコアップ隊で巣を確認しました。今回はどうでしょうか。

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今回初めての参加の人もいるので、まずカヤネズミについて巣の特徴などを話します。
そして、実際にみんなで探してみました。
カヤネズミは、ススキやオギなどの長い葉を茎につけたまま細く裂いて、それをボール状に編んで巣を作ります。

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なかなか巣は見つかりません。
でも違う発見もありました。ノウサギのフンです!

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30分くらい探したでしょうか。
「ありました~っ!」という声。行ってみると…

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あった、あった。カヤネズミの巣です。
まだ緑色の葉が混じっているので、そっと離れて観察しました。

背の高いオギの草はらはまるで迷路のようでした。
その中から出てくると、なんと1匹のノウサギがピョンピョンと道を横切って隣の草はらへと隠れていきました!
私は残念ながら見られなかったのですが、何人かの参加者の方が目撃したのでした。
どうやら私たちが草はらに入っていったので、あわてて逃げ出したみたいです。ごめんなさい。
でも姿を見られるなんてラッキーですよ。

何人かの子どもたちは、カヤネズミよりもカマキリが気に入ったみたいです。

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カヤネズミが棲むためには、このオギ原が広くなくてはなりません。
でも、放っておくと草はらにはいろんな別の植物が入ってきて、荒れた状態になってしまいます。
その代表格がセイタカアワダチソウ。ここにもすでにたくさん生えています。
みんなで少しでも抜きました。

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抜いたセイタカで「槍投げ」遊び!

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根っこが重いのがよく飛ぶよ!

さて、今回は「ネズミ」つながりで、水辺の楽校に棲む別のネズミについても観察することにしました。
水辺の楽校にはオニグルミの木がたくさんありますが、そのオニグルミの実が大好きなネズミがいます。
こ~んな食べ痕です。

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このクルミを食べたのは、アカネズミです。
アカネズミは林縁や明るい林に棲んでいます。
みんなでクルミの実を拾ってみることにしました。

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食べ痕のあるものも、無いものもありますね~。
アカネズミは、冬に備えて木の実を地面などに埋めて貯めておく習性があります。
私たちも、アカネズミの気持ちになってクルミを隠してみることにしました。

ネイチャーゲーム<ごちそうはどこだ>です。

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あとでまた見つけ出して食べるのだから、あまりわかりにくい所に隠したら自分でもわからなくなってしまうし、わかりやすい場所だと、ほかのネズミに盗られるかもしれないよ。

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みんながんばったけど、ほんの少しのクルミは見つかりませんでした。
そんなクルミはどうなるでしょうか?
中には、条件の良い所にあるものが芽を出すこともあるかもしれないですね。

そんなことも考えてみたのでした。
アカネズミやオニグルミの気持ちが少しわかったような気がしたかな?

さて、最後に「ワラジボード」を幹事さんが見せてくれました。
地面に置いてある板をそっとめくると…

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そこには、ワラジムシやらヤスデやらダンゴムシやらがたくさんいました。
面白い、生きもののすみかですね!

さあ、もう帰ろうよという時に、何人かの子どもたちが集まっていました。

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例のカマキリをずーっと枝ごと持っていたみたいです。
でもその枝ごと小高い山に指して、手放していました。

次の私の担当は1月です。

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あおぞら自然共育舎 早川広美です。
あれよあれよという間に11月も終わりそう。ご報告がたまってしまいました。
1つずつ、書いていきますので、よろしくお願いします。

10月29日(土)、「JFEトンボみち」ビオトープにて、「親子で生きもの観察会 2011秋」が
開催され、企画・実施を担当しました(主催:JFEエンジニアリング株式会社)。
これは、同社のCSR活動の一環でもあり本年度5月に続いての実施となりました。

今回もまずは池の中にいるヤゴの採集から開始です!

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子どもたちはもちろん、お父さん、お母さんもあっという間に夢中になっていました。
生きものを捕まえるって、こんなにも人をひきつけるんですね~。
もっとやりたかったかもしれないけど、涙を飲んで(?)、採集終了。

自分が捕まえたヤゴを1匹手にとって、からだのつくりをよ~く観察。

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目は?触覚は?足は何本?どこから出てる?羽は?などなど…。

これは何をしているのでしょう?

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ヤゴの下あごをそっと引き出しているのです!
ヤゴは普段折りたたまれている下あごを瞬時に伸ばして、獲物を捕まえます。
先端はクワガタのはさみのようになっています。
これにはいつもおとなもビックリ!

ひととおり観察してヤゴになじんだら、カンタン検索チャートで種類を調べます。

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顕微鏡や虫眼鏡も駆使!
おとなもご覧の通り、一生懸命です。

結果は次の通りでした。
・シオカラトンボ
・ギンヤンマ
・クロスジギンヤンマ
・イトトンボの仲間

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どうしてこれらのトンボのヤゴがいたのかな?
また、春の時にはいなかったもの、逆に春にはいたのにいなくなったものがいるのはどうして?
そんな違いについても考えてみました。

そして、好評の生きものスケッチです。

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たっぷり、しっかりヤゴとふれあい、観察したあとなので、スケッチもみんな楽しそう。
さあ、どんな絵が描けたかな?

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お天気が良かったので赤トンボ(アキアカネ)も飛んでいて、こちらも捕まえたりして楽しめてラッキーでした。
最後に、生きものたちは、またもと場所に帰しました。ありがとう~。

★アンケートや寄せられた声から
・休日に少しの時間でも共通の話題で子どもと向き合えてよかった
・とても楽しかった。じっくり見ることができた
・ほかにも声をかけたら来たい!という友人がいるので次回は誘ってこれたらなと思います
あおぞら自然共育舎 早川広美です。

10月17日(月)に、横浜市泉区にある共働舎にて今年度4回目のビオトープ活動を
実施しました。早くも今年度の最終回です!

午前は「調査管理班」です。
いつものようにまずビオトープの調査(水や植物の状況をチェック)です。
水深を手作りの装置で測っています。

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今回は最終回ですので、ヤゴを採集してどんな種類がいるか確認して、これまでの
維持管理を検証し、次に活かすことにしました。
まずはタモ網でガサガサやります!

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そして自分が採ったヤゴの種類を、チャートを使ってつきとめていきます。
スタッフもサポートしながら、考えます。

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その結果、この時に採集できたヤゴは、
・シオカラトンボ(明るい所が好き・開けた水面に産卵)
・ショウジョウトンボ(同上)
・オオシオカラトンボ(陰のある所が好き・開けた水面に産卵)
・クロスジギンヤンマ(同上・水草に産卵)
・アオイトトンボの仲間(同上・水辺に張り出した枝に産卵)
でした。

まあまあのバランスです。この春から夏にかけての管理は悪くなかったよ、
とヤゴが教えてくれたようです。

ただ、時期的に小さくて見つけにくかった可能性もあるとは思いますが
(明るい所が好きなイトトンボなど)、陰が好きなトンボがやや優勢な
感じでしたので、このあと水際のモミジを少し剪定しました。


このあとは、来年に備えて陸地の植物の種類をもう少し増やそうということで、
種まきをしました。

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同じ水系で採取したガガイモ・ノコンギク・シラヤマギクの3種類です。
芽が出るのは来春かな?楽しみですね~。
来年度までの間、しっかり世話をしてね。


午後は、「わくわく」班です。
前回に引き続き1つは<宝さがし>を実施。
もう1つは、「スケッチ」をしました。

これまで共働舎でのスケッチでは、自由にクレヨンなどで描くことを中心にしていました
が、今回はスタッフとああでもないこうでもないと話し合った結果、「対象をよく見て
できるだけ正確に鉛筆で描く」という、科学の視点を重視することにしました。

とんぼガーデンでの活動も長く続けてきているので、ここらで少しチャレンジしてみよう、
ということです。

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いきなり「さあ、描きましょう!」ではなく、手にとってからだのつくりをよく観察したり、
落ち葉の手触りや形、ギザギザ、葉脈などを観察してから描き始めました。

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とても静かな時間が流れました。
今までとは違った感覚で身近な生きものと向き合うひと時だったようです。
やってみて良かった、と思いました。

*この事業は人と自然の研究所と行っています
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