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栃木から、西谷 麻紀子です。
 
7月10日(日)、宇都宮市「ろまんちっく村」にて、「ふれあい自然塾」第2回目が行われました!
今回のテーマは「田んぼのまわりの生きものを探してみよう」です。



まずは、アクティビティセンターからスタート。今回は、17名のコドモタチと一緒に時間を過ごします。
初めて会うオトモダチなので、自己紹介からスタート。
みんな、しっかり名前をいうことができました。なかには、今日の抱負を語ってくれた子もいましたよ~。



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恒例の頂上での“生きもの見つける練習”です。
5個の小さなマスコットを探します。
前回参加してくれたメンバーは一目散に駆けていきました。



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森の中では、そろそろ「樹液酒場」にたくさんの生きものが集まってきています。
そーっと観察させてもらいました。



さて、田んぼに到着。チョット予定より遅くなってしまいましたが、まずは、「生きものとお話をする方法」を伝授します。
幼稚園から1年生のコドモタチだったので、今回は紙芝居チックに話してみました。

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いよいよ、田んぼの生きものを探しにいきます。
田んぼには、水が一部しか残っていなかったので、もっぱら、畔にいる生きものを捕まえました。
ショウリョウバッタ、エンマコオロギ、ニホンアマガエルなどがいました。
キアゲハの幼虫もセリを食べていましたよ。

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小さなニホンアマガエルがなぜここにたくさんいるかを考えました。
田植えの時に水を張ってからの約2か月の間で、田んぼに産卵され、オタマジャクシになり、水を抜くころおとなになる、という仕組みを話しました。
一部残った田んぼの水辺からは、ドジョウ、タイコウチ、アメンボ。ミズスマシなどが見つかりました。
ほとんど水がなくなってしまう日もあるのに、こんなにたくさんの生きものがいるとは・・・・!

 

水辺近くでは、ミヤマアカネが飛んでいます。
頃合を見計らって、トンボに注目してもらいました。
トンボの幼虫はどこに住んでいるのか、流れのある水辺に産卵するミヤマアカネにとって、今の水路は産卵に適しているかを考えてもらいました。
草が伸びて水路が隠れてしまっていたので、適さないということになりました。
では、水辺の生きもの探し班と植物刈り込み班に分かれて作業です。
一部ですが、水面が見えて、きれいになりました。

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 盛りだくさんの内容でしたが、生きもの探しと生きものを守るための保全作業の第1歩を踏み出すことができました。
 
今日のファイルはノシメトンボ、ニホンアマガエル、イネについてです。
 
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また、来月、どんな生きものを探せるか、今からワクワクです。
次回、8月21日(日)をお楽しみに~!!


           
 

 
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遠山修二です。

都内のとある小学校でビオトープづくりの授業を手伝いました。

花壇の一画を子供たちと一緒に水辺のビオトープに変身させました。

授業の下準備として、スタッフで雑草を抜き取った後、土を敷いて踏み固め、
あらかた形を整えました。

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子供たちには遮水シートを敷くところから作業してもらいました。

皆で体重をかけて土をしっかり踏み固めてから、遮水シートを広げて敷きます。

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今度は遮水シートの上に土を敷き詰めていきます。

土をスコップでバケツに入れるグループと、土を運んで踏み固めるグループに
分かれ、途中で交代しながら作業します。

池の周りまでどんどん土を入れていきます。

普段やらないことが楽しいのか、皆作業に夢中です。

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池の造成が終わったら、地域在来の水草を植えました。

今回植えた植物は、マコモ、サンカクイ、セキショウ、ウキヤガラ、ショウブ、イ、セリ、ミゾゾバ、イヌタデ。

植える水草の名前やどんな場所を好むのかについて説明した後、実際に子供たちに植えてもらいました。

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池に水を入れて、ビオトープが完成しました。

見た目にはちょっと寂しいですが、植えた植物が定着すれば、どんどん生長するので、大丈夫です。

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これから、このビオトープがどんな姿になっていくのか、どんな生きものがやってくるのか楽しみですね。

授業に参加してくれた皆さん、猛暑の中、お疲れさまでした。
4月からニホンミツバチの巣箱を里山の森等に置いてきましたが
全く訪れる様子も無くあきらめていました。

つい先日、緑地管理をしているマンションの中庭の樹木に蜂球を発見しました。
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今の時期の分蜂はめずらしいらしく、多分今までの巣に何か不具合があったために出てきてしまったと考えられます。
すかさず自宅へ捕獲用のネットを取りに行き蜂の群れを手でそっと掬ってその中へ入れました。
話に聞いたとおりおとなしくて全く刺されませんでした。
どうやらうまく女王蜂も一緒に入ったようで、ネットの周りに仕事から戻ってきた働き蜂たちも集まってきました。
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全ての働き蜂が戻る夜を待ちなんとか取りこぼすことなく自宅近くの巣箱へ移してやりました。
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どうやら気に入ってくれたらしくて今は子育てに必要な花粉をせっせと運んでいます。
白い花粉は多分トウモロコシかトウネズミモチの花粉でしょう。
小さい群れで少し心配ですががんばって大きな群れに育って欲しいと思っています。
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三重県研修、二人目の主役は「オオサンショウウオ」です。
このオオサンショウウオに会いに、赤目四十八滝へ。

赤目四十八滝は、滝川により削られた渓谷と滝の景勝地であり、
オオサンショウウオの日本有数の生息地です。
入口にはオオサンショウウオのオブジェが出迎えてくれました。
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山の入り口には日本オオサンショウウオセンターがあり、
日本と世界のサンショウウオが展示されています。
時間の都合上、展示はほぼスルーでした(涙)。


オオサンショウウオは、大きなものでは体長が1mを越える
世界最大の両生類です。
現在、国の特別天然記念物に指定されており、
レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類とされています。

夜行性のため、昼間に出会う確率は極めて小さいのですが、
メンバーみんながオオサンショウウオの気持ちになろうと努力しながら
滝川沿いを上流へと歩いて行きました。

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道中、翅の美しいトンボと出会いました。
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ミヤマカワトンボです。


いくつかの滝と出会い、しばし心地よい時間を過ごします。
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そして、奇跡が起きました。
なんと、メンバーの一人が
野生のオオサンショウウオを発見したのです!
オオサンショウウオに会いたい!という強い気持ちが、奇跡を起こしたのでしょうか。

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まだ若い個体ということでしたが、その大きさには驚きました。
このときのメンバーの興奮の大きさは、ここでは書ききれません。

オオサンショウウオが大きくなるまで生きられる川の環境の中には、
頭で考える以上に大きな系と長い時間の流れがそこにあることを感じました。

<続く>

鈴木 雄大
ビオプロネットのメンバーで、初となる現場研修を三重県で行いました。
この研修は、ビオプロネットメンバーでもあり、三重県の農業高校で教員を務める
前田竜矢氏が企画してくださいました。

研修のテーマは「スペシャリスト」!
いわゆる非常に限られた生息環境でしか生きられない生き物を
実際にその生息場所に行って、見てみることにしました。

まず最初は、世界で最も小さなトンボ、ハッチョウトンボです。
成虫の大きさは約20mmで、1円玉とほぼ同じ!

このハッチョウトンボに会いに、上野森林公園へ。

さっそく、多数のハッチョウトンボが出迎えてくれました。
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こちらはオス。体温の上昇を防ぐため、お尻を太陽に向けています。

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こちらがメス。遠目に見ると、ハエやハチの仲間に見えます(笑)。


体が小さく、飛翔能力も低いハッチョウトンボが生き残るためには、
他の大型のトンボが暮らせないような場所を好んで生息しているということでしょう。
上野森林公園は、かつては琵琶湖の底にあった場所で、
非常に土壌の栄養が貧しく、夏場も草刈りが必要ないくらいなのだそう。
ハッチョウトンボが生息していた場所も、食中植物のモウセンゴケが生えた土の栄養が少なく、
水が湧いていますが非常に浅い(水がひたひたな)ところでした。

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これほど浅いと、さすがに他のヤゴは暮らせないでしょうね。
非常に限られた生息環境ですから確かに失われやすい(実際に多くの生息地が失われてきた)のですが、
その体の小ささが、特異な環境で生き伸びてきた知恵なのかも知れません。


ところで、成虫がこんなに小さいということは、きっとヤゴも驚くほど小さいはず!
「絶対ハッチョウトンボのヤゴの羽化殻を見つけてやる!」
メンバーの闘志に火がつきました。
大の大人が、かんかんに照りつける太陽の下、小さなヤゴの羽化殻探しに、時間を忘れて熱中しています。

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「あったぁっ!」
一人、また一人と歓声が上がります。
ヤゴの羽化殻が見つかった、それはこの場所で卵が産まれ、ヤゴが育ち、羽化して成虫になったという
まぎれもない証拠です。
ヤゴの羽化殻の発見は、とても大きな感動でした。

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<続く>

鈴木雄大
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