FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
あおぞら自然共育舎 早川広美です。
出来事順のアップになっていなくてごめんなさい。
5月15日にBEENS BEE主催のエコロジカル・シンキング体験会に
参加しました。

私の仕事柄、屋外で観察会やワークショップ、自然体験などを
行うことが多いのですが、悩みは「雨」。

常に雨が降った時はどうするか?を考えておく必要があります。
延期日を予め決めておいて延期することもありますが、室内で
違うプログラムをやらざるを得ない場合もあります。

エコロジカル・シンキングゲームは室内でやるプログラムです。
そんな時のヒントになるかも?と思い、横浜であった体験会に
参加しました。

RIMG0576リサイズ

5人で卓上のボードを囲み、それぞれが「イナゴ」「モズ」「オギ」などに
なって、生息地を広げていきます。

私は虫が好きなので「イナゴ」を選びました。
それぞれの生物が増えたり減ったりしながら勢力図を変化させていきます。
その過程で、食う―食われるの関係を感じたり、増える―減るの繰り返し
を体験したりします。


最後にはこんなふうになりました。
左からモズ・シジミチョウ・コバネイナゴ・シロツメクサ・オギです。

RIMG0577リサイズ

このようにビジュアルで見られるのは、わかりやすいと思いました。

私は普段あまりこうしたゲームをやらないので、少々疲れましたが、
環境について考えていく良いきっかけ、チャンスになるだろうな、
と思いました。

こうしたアプローチもあるのだと、私自身が頭を柔らかくして視野を広げる、
いい機会にもなりました。
スポンサーサイト
あおぞら自然共育舎 早川広美です。

5月16・17日に、友人の仕事の手伝いで伊豆大島に行ってきました。
伊豆大島は30年ぶりです。

私が住む横浜あたりとは、やはり自然の様子が少しずつ違いました。
たとえば、常緑樹(冬でも葉が緑の木)の大木が多く見られました。

しかし何といっても新鮮?だったのは動物です。

キョンの鳴き声を聞いたり、足跡、フンを見ました。
これがフンです。ちょっと暗いですが。

RIMG0548リサイズ

こちらは足跡です。

RIMG0553リサイズ

キョンはもともと日本にはいなかった哺乳類で、鹿の仲間です。
台湾から移入されたらしく、生態系への被害が問題になって
います。

また同じく外来種では、タイワンザルの群れが頭上の樹冠をかけぬけて
いくのにも遭遇しました。

そして神奈川県でも問題になっているタイワンリスもいました。

こうした外来種は伊豆大島だけではなく、私自身の身近な問題でも
あり、一筋縄ではいかない、なかなか難しい課題をはらんでいます。
ビオトープの仕事でも、外来種には気を遣います。

外来種ではなく、カラスバトという鳥の鳴き声も初めて聞きました。
ウーというか、なんだかさびしげな声でした。
図鑑で見ると、島にしかいないようです。

「島」というのは、独特の自然を形成しているなあと改めて感じました。
日本自体も島なのですが。
そういう意味でも、日本の自然というのは、地球的に見ても独特なものが
あるのかもしれません。

あおぞら自然共育舎 早川広美です。

5月22日(日)、「JFEトンボみち」ビオトープにて、「親子で生きもの観察会」が
開催され、企画・実施を担当しました(主催:JFEエンジニアリング株式会社)。
これは、同社のCSR活動の一環でもあります。

当日はお天気が心配されましたが、晴れ!集まった約40名の親子でまずは
池にタモ網を入れて、どんな生きものがいるか?採集です!

RIMG0603リサイズ

お父さんもお母さんも子どもと一緒になってあっという間に夢中に
なってしまいました。嬉しいですね~。
さてどんな生きものがいるのかな~?バケツを見てみましょう。

RIMG0601リサイズ

ヤゴですね!トンボの幼虫です。
たっぷりと生きもの採集を楽しんだら、木陰に移って観察です。
一番たくさんいた生きものであるこのヤゴを一人ひとり手にとって
体のつくりなどを見ていきます。

RIMG0607リサイズ

恐る恐る手にとる子ども、下あごがビョ~ンと伸びるのに驚くお母さん、
それぞれにヤゴと向き合う時間です。

そして、一体どんな種類のトンボのヤゴなのかを、参加者自身に
調べてもらいます。カンタン検索チャートを使い、顕微鏡や虫眼鏡も
駆使して、より詳しく見ていきます。みんな真剣!

RIMG0612リサイズ

その結果は?
シオカラトンボ・イトトンボの仲間・ギンヤンマ・ショウジョウトンボ・アカネ属
(赤とんぼの仲間)が見つかりました(多い順)。ほかに、もう羽化したあとの
クロスジギンヤンマの抜け殻もありました。

RIMG0618リサイズ

このように、そこにいた生きものから何がわかるのでしょう?
生きものが何を教えてくれるのでしょうか?
そのことをみんなで考えます。

RIMG0637リサイズ

この「JFEトンボみち」ビオトープに、もっとたくさんの生きものが
集まってくるには、私たち人間にどんな手助けができるのでしょうか。
子どもたちからは、「もう少し木があって暗い所もあるといい」などの
意見が出ました。

今日の経験をこうした維持・管理にもつなげていけると、いい流れが
できてきます。

最後に、今日親しんだ生きものをスケッチ。

RIMG0645リサイズ

たっぷりと水辺の生きものとのふれあいを楽しんだ日曜日に
なりました。親子の会話もはずむといいな~と、期待しています。
あおぞら自然共育舎 早川広美です。

ビオトープワークショップの説明会を行いました」でご紹介した社会福祉法人開く会の知的障がい者施設 共働舎
にて、今年度のビオトープ活動が9日、始まりました。

今のビオトープはこんな様子です。

RIMG0526リサイズ

お知らせしたように、今年は利用者さんが「調査管理班」と「わくわく班」に分かれて
活動します。

わくわく班は去年までのように、おもに五感を働かせて共働舎の自然とふれあう内容。
調査管理班は、文字通りビオトープの自然環境を調査し、それに基づいて維持管理を
行う班です。

初の試みの調査管理班でしたが、私としてはとても気持ちの高まる、楽しい仕事でした。
利用者のみなさんと一緒に水深をしらべたり、ヤゴを捕らえて種類を調べたり。
そして、そこからとんぼガーデンの環境について考えました。

ちなみに、ヤゴはシオカラトンボ・オオシオカラトンボ・ショウジョウトンボ・
ギンヤンマ・イトトンボの仲間がいました。

そしてもう1種類、活動前の朝、クロスジギンヤンマもやってきて産卵を始め
たのを見たので、そのことも紹介しました。

RIMG0515リサイズ

その場にいたスタッフみんなで撮影会です!
今年も来てくれて嬉しかったなあ。

これらのトンボ(ヤゴ)がいたということは、この規模のビオトープとしては、
まあまあ良い環境だったと言えると思います。

秋までに全部で4回ありますが、利用者のみなさんと一緒に試行錯誤しながら
たくさんの生きものがやってくるビオトープになるようにしたいと思います。

あおぞら自然共育舎 早川広美です。

5月1日、長野県黒姫にある「アファンの森」に行ってきました。
ここは、財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団が管理する森です。

私が人と自然の研究所と一緒にビオトープの仕事をさせていただいてる
社会福祉法人開く会 共働舎の方をご案内するのに同行しました。

森を良い状態で保つために、普通は自由に入れないようになって
います。


森ではまず白い花畑が私たちを迎えてくれました。

アズマイチゲ (4)リサイズ

アズマイチゲ (2)リサイズ


アズマイチゲです。きれいですね~。陽の光に向って精一杯
花びら(正確にはガク)を広げている様子が健気です。
私も思わず腕を広げて胸を開いて、深呼吸をしました。


カタクリも咲いていました。写真では下を向いた所が多いので、
どんな花かとのぞいてみたら、こんな面白い模様がありました。

カタクリ (3)リサイズ


この花はキクザキイチゲです。

キクザキイチゲ (2)リサイズ

花びら(ガク)がピンとはった紙でできたみたいな、硬質の
美しさ。

こうした植物は、私が住んでいる横浜周辺ではなかなか見られません。
山あいでよく見られる植物です。


面白いなと思ったのは、横浜でも普通に見られるコナラという木も
ここでは樹皮の様子がちょっと違って見えました。
ガサガサした感じがミズナラみたいでした。

コナラ樹皮リサイズ

もう少し標高が高いとミズナラに変わるのでしょうが、ここ(標高約750m)
ではコナラがあり、平地と高原のちょうど移行地帯にあたるのかなと
感じました。

以前よく行った近くの戸隠(約1000m前後)では、完全にミズナラ林でした。


アマガエルもこのようにまだ周りの色に合わせて茶色でした。

アマガエル (2)リサイズ

平行棒に必死につかまってるみたい。
季節は、横浜のほうと比べて1ヶ月くらい前の感じでした。

RIMG0545リサイズ

ゴウゴウと水路を流れる水は雪解け水です。
ふもとの田畑を潤すのだそうです。

水溜りではマツモムシが背泳ぎをしながら沈んでは浮かびあがる
様子が面白くてしばらく見ていました。

RIMG0571リサイズ

写真に撮ったけど、全然写ってませんね~。


この森では、豊かな自然を取り戻し、維持しつつ、いろいろな活動も
しやすくという工夫を感じました。環境教育をする者にとっては、
たいへん刺激的な森でした。

共働舎の皆さんも、普段とは違う表情を見せて楽しんでいらっしゃいました。

私もいつかこの森で自然の声を感じ、豊かな気持ちになれるような
プログラムをやってみたいなと思いました。
久しぶりにのびやかな気持ちになれました。森に感謝。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。