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去る9月5日にビオプロネットで研修会を行いました。
午前中、茨城県つくば市内で植物調査を行い、午後は「筑波実験植物園」で見学会です。

当日はお天気に恵まれ、調査日和。
植物調査はビオプロネットでビオトーププログラムを行っている保育園で行いました。
調査結果はプログラムに反映させ、子どもたちにリアルな森の様子を伝えます。

今回は園の先生も参加してくださいました。
とっても熱心にご覧になっています。
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この森は以前「くぬぎ山」と言われる場所でした。
3年前になるべく森を残しながら園舎が造られ、ビオトーププログラムの中で
森を守り再生する活動を行っています。

だれかが、枝を切り落としていますね。
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年長さんの組でカブトムシの幼虫を見つけたようです。
観察用の箱が作られていました。
先生、子どもたちが自ら生きものへの関心を持ってくださっていて、うれしい!
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ヤマトタマムシ!
やっぱり、かっこいいなー。
園舎建設の際に伐採した樹木も、園内で活用されていて
その一部でタマムシの幼虫が確認されていますノ(^∇^)ノ
1509タマムシ_convert_20160221234021

田んぼビオトープも調査。
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午前中で植生調査を終了し、午後は実験植物園に移動。
こちらは国立科学博物館の関連施設でありながら
一般にも公開されていて、世界の生態区から筑波の自然まで幅広く見ることができます。

今回森の再生に取り組むビオトーププログラムを進めるにあたり、
地域植生の情報収集もかねて、見学を行いました。

。。。といいながらも、さっそくコシガヤホシクサで盛り上がります。
名前はよく聞いていたのですが、実物は初めてです!
筑波植物園3

このメンバーだとどうしても、そこここで盛り上がりすぎてしまい
なかなか先に進まず、ご案内くださった方も苦笑い。。。(*ノ∪`*)
コシガヤホシクサ

14ヘクタールもの敷地には7000種もの植物があります。
普通に歩くだけでも、とても清々しく氣持ちの佳い場所でした。
筑波植物園1

筑波山には太平洋側では珍しくブナ林が群落を形成しています。
これは最終氷河期が終了し、冷温期がはじまったおよそ11000年前頃
関東平野に広がってきたものが、その後の温暖期に山頂部に取り残されたものとされています。
しかし残念なことにブナ林の衰退が問題となっています。
筑波植物園2

園内の植物で、特に筑波山に見られるものは
このように「筑波山」と表示されており、とてもよい情報収集ができました。
ウマノスズクサ

子どもたちが日常的に地域の自然に触れ、五感で様々な体験するお手伝いができるよう
私たちも自然に学び、感動体験を重ねていきたいと思います。


















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先日ビオプロネット総会&研修会を行いました。

昨年の報告や今後の活動について話し合います。メンバーはビオトープという切り口で集まっていますが、職業や年齢、立場など多様性に富んでいるので、さまざまな考え方や意見があり、勉強になります。
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総会のあとは研修会です!今年は文京区の小石川植物園に行ってきました。
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初めて行くメンバーがほとんどで、あちこちに興味深いものがあり、なかなか前に進めません(*^^*)

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カイズカイブキ!

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ヒマラヤスギ!

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クスノキ!

樹木ものびのび育ち、スケールが大きいです。これにはメンバーもびっくりです。
そして小石川植物園はイチョウの精子が発見されたことでも有名です。

…精子?泳ぐ?

私たちはすっかりコケ植物やシダ植物をイメージしていました。

でも絶対に水に浸かる高さじゃない…

目の前のイチョウを見上げ、どうやって受精するんだろう…悶々とするメンバー一同。

その後調べてくれたところによると、受粉後,約5ヶ月かけて精子が作られ、それと同時に別の場所で平行して卵が作られます。そして受精の準備が整うと、精子が入った袋と卵がある場所との間にある空間に液体が満たされ、やがて精子が袋から出てその液体の中を泳ぎ、卵に向かうのだそうです。

コケ植物・シダ植物の受精(雨などを利用して精子を放出し受精する)と被子植物(受粉後、花粉管が伸び直接精細胞を卵へ届ける)との生殖方法の間を進化的につなぐ方法ということです。


ぎんなんの中に海があった・・・

こちらの映像は必見です。すばらしい映像に感謝です^^
http://www.kagakueizo.org/movie/education/128/
(NPO法人 Science Film Museum 科学映像館)

小石川植物園は春のサクラに始まり、夏の樹陰、秋の紅葉と一年中楽しめそうな場所です。

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カンザクラ

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フクジュソウ

ちなみにフクジュソウは薬園保存園の中にありました。
薬効としては利尿、強心となっていますが、かなり強い有毒成分があり
民間では絶対に使用してはいけません!とありました汗
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興味はなかなかつきませんが、夕方となり体も冷えてきたので懇親会場へ移動。
お酒も入り話に花が咲きました。
同じことに興味を持ち、共有できる仲間との時間はありがたく楽しく、また元気をもらったのでした^^




西谷 麻紀子です。

先月4月26日にビオプロネットの研修会として、「ビオトープを保育の場に!」という理念のもと新しく開設される保育園様の建設地にて、第2回目の植生調査を行いました。(第1回調査は昨年12月)
その時の様子を報告いたします。


【第1回目の調査の流れ】 

 工事着工前の雑木林の中で3か所の調査区を設定し、林縁とともに、現況での植生・動物を確認し、アズマネザサを刈り取りました。

 その際に、保護が望ましい種・再同定が必要な種についてはマーキングを行いました。

 その結果をもとに、植生の現況やご提案などを保育園様に報告させていただいております。

 詳しくは 「2011.12.28 ビオトープが保育の場となる!?第1回の調査を行いました。」  をご覧ください。


【第2回目の調査】

 今回の調査では、1回目の調査後の工事による伐採等によって、植生がどのように変わったのかを調べるために行いました。
 
 第1回目の調査区と林縁を確認していきました。

 工事のためにC調査区は消失してしまいましたので、A・B調査区のみの調査です。

 (A調査区)→明るい場所

20111222方形区A刈取後
(第1回)写真:第1回目の調査ブログより

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(第2回)

 実生の芽がたくさん出ていました。

思ったより成長が遅く、まだ本葉が小さかったので、はっきりと同定できないものが多いですね。
 
 (B調査区)→暗い場所

20111222方形区B刈取後
(第1回)写真:第1回目の調査ブログより

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(第2回)

 だいぶ、明るい林床になっていました。

 こちらも、サクラの実生の芽ばえなどが見られています。

 暗い林床を好むジャノヒゲはなくなってしまいました。

 植物は周辺の環境によってホンの少しの時間で影響を受けてしまうのですね。

 (林縁)

 工事によって道路側と北側駐車場予定地の林縁はほとんど伐採されていました。

 第1回目の調査でマーキングしておいた樹木は建物や駐車場予定地以外のところへ移植されています。

 コナラ、エゴノキ、コブシ、マユミ…これらは鳥が好む実をつける樹木たちです。

 これから秋の開園に向けて、森のにぎわいに彩りを添えてくれるでしょう。


【調査を終えて】 

 建物の位置と大きさが明確になり、今後の雑木林の概形が見えてきはじめました。

 どんな保育園の林になるのか…子どもたちが遊んでいる姿が目に浮かんできます。

 今回の調査では、今までアズマネザサが優占していた場所にも、陽の光が当たることで新しい芽吹きがみられました。

 これらを大切に育てていくことで、「雑木林と保育園を一緒に育んでいく」という気持ちが生まれてくることでしょう。

 こちらの保育園では雑木林などのビオトープを保育の場に活かしながら、

 園児や保護者、先生方、そして、ちいきの方が集う「ビオトープ」(=いきもののすみか)、
 
 そんな場になるといいですね。
 
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飯沼靖博と申します。

先日、ビオプロネット有志で調査を行いましたので報告させて頂きます。

【経緯と目的】
「子供たちひとりひとりの豊かな心を育み、人生を力強く生き抜いていける自立力を育てる」という素晴らしい保育理念を掲げ、取り組んでいる保育園さんが、
その理念実践のために、ビオトープを保育の場にしたいという熱い思いから、
あらたに保育園を2012年の秋に開設することになりました。

今回、我々、ビオプロネット有志は研修を兼ねて建設地の環境保全とその利用のための調査をさせて頂きました。
あらたにビオトープを保育園として運営するために、敷地内にある雑木林や様々な自然資源などを保全し利用していく方法を提案させて頂くため、2011年12月22日に第1回の建設地の現状を知るために植生調査を実施させて頂きました。

20111222調査地の状況と作業前の様子
(↑調査地は雑木林で林床はアズマネザサに覆われ、道沿いの林縁は比較的常緑やツルなどで構成されている)
... 続きを読む
三重県研修、二人目の主役は「オオサンショウウオ」です。
このオオサンショウウオに会いに、赤目四十八滝へ。

赤目四十八滝は、滝川により削られた渓谷と滝の景勝地であり、
オオサンショウウオの日本有数の生息地です。
入口にはオオサンショウウオのオブジェが出迎えてくれました。
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山の入り口には日本オオサンショウウオセンターがあり、
日本と世界のサンショウウオが展示されています。
時間の都合上、展示はほぼスルーでした(涙)。


オオサンショウウオは、大きなものでは体長が1mを越える
世界最大の両生類です。
現在、国の特別天然記念物に指定されており、
レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類とされています。

夜行性のため、昼間に出会う確率は極めて小さいのですが、
メンバーみんながオオサンショウウオの気持ちになろうと努力しながら
滝川沿いを上流へと歩いて行きました。

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道中、翅の美しいトンボと出会いました。
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ミヤマカワトンボです。


いくつかの滝と出会い、しばし心地よい時間を過ごします。
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そして、奇跡が起きました。
なんと、メンバーの一人が
野生のオオサンショウウオを発見したのです!
オオサンショウウオに会いたい!という強い気持ちが、奇跡を起こしたのでしょうか。

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まだ若い個体ということでしたが、その大きさには驚きました。
このときのメンバーの興奮の大きさは、ここでは書ききれません。

オオサンショウウオが大きくなるまで生きられる川の環境の中には、
頭で考える以上に大きな系と長い時間の流れがそこにあることを感じました。

<続く>

鈴木 雄大
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