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今年度もつくば市の保育園で、ビオトープ教室が始まりました!
どんな生きものに出会えるかな?
園児の皆さん、よろしくね♪

https://www.facebook.com/ビオトープ管理士集団ビオプロネット-526635047540248/

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2016.02.29 試行錯誤。
こんにちは!
ビオプロネット 西谷です。
ブログとFBの連携を試行錯誤中です。
上手くつながるといいな。
今週末、ツリークライミングを栃木県宇都宮市の道の駅「ろまんちっく村」でやります。
もしよろしければ、遊びにいらしてくださいね。
当日は各地の鍋が食べられる大なべ祭りを開催中。
にぎやかですよ~。

https://www.facebook.com/events/947835881977443/
 2015年度も関わらせていただいたつくば市の保育園のビオトープ授業が、無事に終了しました。
4月から始まって2月まで、月に1度、園児のみなさんといろいろな自然とともに遊び、そして、宮城県の雁音農産さんのご協力の元、田んぼしごとを終えました。最後の授業では、感謝の言葉をサプライズでいただいたりして、スタッフみんなで感激したことも良い思い出です。
卒園しても、この園庭に遊びに来てくれることを、先生方とともに待っていますよ~。
いつまでも、自然とつながっていってくださいね♫

春は、ネイチャーゲームで、楽しんだり。
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田んぼしごとで田植えを初体験!
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園庭の中での色探し。
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秋の収穫祭では、しめなわ飾りを作りました。
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冬は紋切りで「ゆき」に挑戦。
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1年の最後は、落ち葉さらいをやりました!森に「ありがとう♪」
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去る9月5日にビオプロネットで研修会を行いました。
午前中、茨城県つくば市内で植物調査を行い、午後は「筑波実験植物園」で見学会です。

当日はお天気に恵まれ、調査日和。
植物調査はビオプロネットでビオトーププログラムを行っている保育園で行いました。
調査結果はプログラムに反映させ、子どもたちにリアルな森の様子を伝えます。

今回は園の先生も参加してくださいました。
とっても熱心にご覧になっています。
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この森は以前「くぬぎ山」と言われる場所でした。
3年前になるべく森を残しながら園舎が造られ、ビオトーププログラムの中で
森を守り再生する活動を行っています。

だれかが、枝を切り落としていますね。
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年長さんの組でカブトムシの幼虫を見つけたようです。
観察用の箱が作られていました。
先生、子どもたちが自ら生きものへの関心を持ってくださっていて、うれしい!
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ヤマトタマムシ!
やっぱり、かっこいいなー。
園舎建設の際に伐採した樹木も、園内で活用されていて
その一部でタマムシの幼虫が確認されていますノ(^∇^)ノ
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田んぼビオトープも調査。
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午前中で植生調査を終了し、午後は実験植物園に移動。
こちらは国立科学博物館の関連施設でありながら
一般にも公開されていて、世界の生態区から筑波の自然まで幅広く見ることができます。

今回森の再生に取り組むビオトーププログラムを進めるにあたり、
地域植生の情報収集もかねて、見学を行いました。

。。。といいながらも、さっそくコシガヤホシクサで盛り上がります。
名前はよく聞いていたのですが、実物は初めてです!
筑波植物園3

このメンバーだとどうしても、そこここで盛り上がりすぎてしまい
なかなか先に進まず、ご案内くださった方も苦笑い。。。(*ノ∪`*)
コシガヤホシクサ

14ヘクタールもの敷地には7000種もの植物があります。
普通に歩くだけでも、とても清々しく氣持ちの佳い場所でした。
筑波植物園1

筑波山には太平洋側では珍しくブナ林が群落を形成しています。
これは最終氷河期が終了し、冷温期がはじまったおよそ11000年前頃
関東平野に広がってきたものが、その後の温暖期に山頂部に取り残されたものとされています。
しかし残念なことにブナ林の衰退が問題となっています。
筑波植物園2

園内の植物で、特に筑波山に見られるものは
このように「筑波山」と表示されており、とてもよい情報収集ができました。
ウマノスズクサ

子どもたちが日常的に地域の自然に触れ、五感で様々な体験するお手伝いができるよう
私たちも自然に学び、感動体験を重ねていきたいと思います。


















先日ビオプロネット総会&研修会を行いました。

昨年の報告や今後の活動について話し合います。メンバーはビオトープという切り口で集まっていますが、職業や年齢、立場など多様性に富んでいるので、さまざまな考え方や意見があり、勉強になります。
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総会のあとは研修会です!今年は文京区の小石川植物園に行ってきました。
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初めて行くメンバーがほとんどで、あちこちに興味深いものがあり、なかなか前に進めません(*^^*)

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カイズカイブキ!

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ヒマラヤスギ!

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クスノキ!

樹木ものびのび育ち、スケールが大きいです。これにはメンバーもびっくりです。
そして小石川植物園はイチョウの精子が発見されたことでも有名です。

…精子?泳ぐ?

私たちはすっかりコケ植物やシダ植物をイメージしていました。

でも絶対に水に浸かる高さじゃない…

目の前のイチョウを見上げ、どうやって受精するんだろう…悶々とするメンバー一同。

その後調べてくれたところによると、受粉後,約5ヶ月かけて精子が作られ、それと同時に別の場所で平行して卵が作られます。そして受精の準備が整うと、精子が入った袋と卵がある場所との間にある空間に液体が満たされ、やがて精子が袋から出てその液体の中を泳ぎ、卵に向かうのだそうです。

コケ植物・シダ植物の受精(雨などを利用して精子を放出し受精する)と被子植物(受粉後、花粉管が伸び直接精細胞を卵へ届ける)との生殖方法の間を進化的につなぐ方法ということです。


ぎんなんの中に海があった・・・

こちらの映像は必見です。すばらしい映像に感謝です^^
http://www.kagakueizo.org/movie/education/128/
(NPO法人 Science Film Museum 科学映像館)

小石川植物園は春のサクラに始まり、夏の樹陰、秋の紅葉と一年中楽しめそうな場所です。

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カンザクラ

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フクジュソウ

ちなみにフクジュソウは薬園保存園の中にありました。
薬効としては利尿、強心となっていますが、かなり強い有毒成分があり
民間では絶対に使用してはいけません!とありました汗
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興味はなかなかつきませんが、夕方となり体も冷えてきたので懇親会場へ移動。
お酒も入り話に花が咲きました。
同じことに興味を持ち、共有できる仲間との時間はありがたく楽しく、また元気をもらったのでした^^